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「わかるとできる」は、「IT」活用を進めるビジネス

「パソコン教室わかるとできる」の理念の一つは「IT教育を通じて人々の生活を豊かにする」ことです。ITというととても広い概念になってしまいますが、私たちのIT教育とは「コンピューターやスマートフォン、インターネットなどの情報通信機器を活用し、会社の業務や生活の様々な場面で役立てる技術や教養を身につけること」と位置づけています。

わかるとできるの創業は1998年です。この頃は、まだインターネットの技術水準もパソコンの性能も現在のように高くはありませんでした。しかし、情報化社会の発達で近い将来必ず生活の中心となると感じた人々が教室で学習するようになり、それらは今では仕事に、趣味に、欠かせない技術になっています。

コンピューターやインターネットの進化は目を見張るものがあります。例えば、わかるとできるが創業した頃、スマートフォンは国内に存在していませんでした。この10年ほどで急速に普及し、それに連れて教室にもスマートフォンに関する相談が寄せられてくるようになりました。同じように、創業の時代には空想の世界の出来事だったことが次々と現実となっているのが、現在の科学技術の進歩でしょう。IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などは、「第4次産業革命」と言われるほど私たちの生活に深く関わり、ライフスタイル自体を大きく変えていくでしょう。

一方で「デジタル・ディバイド」と呼ばれる、情報通信機器の活用ができる人とできない人の格差が社会問題として認識されています。その最たるものが年代・年齢による格差で、高齢者こそ便利な生活を享受するために必要となっているコンピューターやインターネットの知識が、「習得機会がない」ことで無関心層になってしまっています。

誰もが必要とする知識でありながら、その知識を適切に教えていく「場」の不足が、私たちが必要とされている理由なのです。

しかも、単なる機械の操作方法だけにとどまらず、「生徒の生活の潤い」というゴールに向けた授業を提供する。実は、わかるとできるには、非常に長い期間通学されている生徒が多くいます。入会当初の目標を達成した後も、教室の良い雰囲気の中に居続けたい、BUNちゃん先生の話を聞き続けたいという生徒がたくさんいらっしゃいます。ITという一見無機質なサービスが、教室という場によって人間味あふれる魅力的なサービスになる。わかるとできるでは、そのような教室づくりに日々挑戦しています。

現在は教育の世界でも「Edu-Tech」のような先端技術の導入が進み、学びの多様化・教えの多様化が進んでいくと考えます。当社は、このような環境の変化をチャンスと捉えて今後も教材や指導方法の開発を進めていきたいと考えています。

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