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「運営のしやすさ」のために ①情報共有の手段の充実

 

フランチャイズに加盟する大きなメリットのひとつが、その業態に合わせてパッケージ化されたオペレーション・運営管理の手法を手に入れることができることです。本来は独自で開業し運営を続けていくなかで蓄積されていくノウハウですから、このメリットはとても魅力的でしょう。

しかしながら、運営の手法は日々進化発展していきます。社会情勢の変化、技術の発達などの要因により、ニーズの変化のスピードはどんどん早くなっています。昨年と今年では同じやり方は通用せず、イベントでも年々ブラッシュアップされていきます。このため、加盟当初のノウハウを理解して実行することと同時に、最新情報を手に入れ続けることは、事業を成功に導く上で非常に重要な要素となっています。

フランチャイズ本部は、そのような市場ニーズに対応した商品開発をおこない、加盟店全体の発展を促進することが大きな役割となっています。「パソコン教室わかるとできる」では、毎年多くの新講座・新教材を開発し加盟校に提供しています。現場オーナーやインストラクターからの情報収集、生徒の入会・受講傾向の分析、IT関連需要の動向などを積極的に収集して教室に必要な教材ラインアップを検討したうえで制作したものです。

「パソコン教室なんて、今さら誰が通うの?」という声があることも事実です。確かに20年前と比較すれば、パソコンを見たことも触ったこともない人は減少しています。しかしながら、当社パソコン教室には毎年多くの問い合わせがあり、1教室あたりの入会者数も安定しています。それは、ニーズの変化に応じて、パソコン教室に「パソコンを教える」以外の機能を持たせているからです。教室にはインストラクターという「教えることのプロ」がいます。一方で、シニアを中心とした「~のやり方・使い方がわからない」というニーズがあります。そのニーズをサービスに変えていくことが商品開発につながっています。

わかるとできるでは、全国の教室での取り組みについて、成功事例・失敗事例を定期的な研修会を通じて共有できるよう発信しています。また、必要な情報や資料は加盟校専用サイトを通じてタイムリーに発信したり、全国の教室を担当するスーパーバイザーから教室に直接メールを配信したりするなど、加盟校の情報収集の機会を増やし、より運営しやすい環境作りを心がけています。

スーパーバイザーと加盟校の距離が近いことも、わかるとできるの大きな特色であるといえます。オーナーだけでなく現場最前線のインストラクターでも質問や相談が気軽にできる環境を整えています。本部と加盟校の距離の近さは、他のフランチャイズチェーンと比べても格段に良いと自負しています。

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