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「運営のしやすさ」のために ④良質な教材

パソコン教室に通う生徒は、様々な目的・目標を持って来校します。他の教育関連事業と同様に、入学する生徒の目標をかなえてあげることこそ、教室の使命です。

ところが、生徒の理解度や習熟度は、生徒によって大きく異なります。社会人教育であるパソコン教室もその傾向は顕著であり、「機械が苦手」「覚えるのが苦手」「カタカナ文字の意味がわからない」と、苦手意識を強く持った生徒も多く来校・入会されます。

しかし、ほとんどの生徒が、卒業までに自分のやりたいことができるようになり、授業やインストラクターの指導に満足されています(本当は「全員」と言いたいところですが、これは今後の努力の余地であると認識しています)。苦手意識を克服して教室が好きになってもらうという生徒の変化は、わかるとできるの講師である「BUNちゃん先生」の映像授業とオリジナルテキストという2つの良質な教材が整っているからこそ実現できるものです。

授業のわかりやすさは、運営のしやすさに直接影響します。わかりにくい教材を使用すれば、当然、生徒が理解できず質問が多くなるからです。インストラクターが一人の生徒のサポートに長時間を費やせば、その分、他の生徒の見守りが少なくなります。1対1の個別指導であればそれでも良いですが、一人の先生が複数の生徒を同時に指導する場合であれば、インストラクターの指導が特定の生徒に偏れば、生徒全体の満足度は下がってしまいます。その点から見ても、「わかりやすい教材」はインストラクターの負担を大きく減らすことができるといえます。

教材のこだわりは、20年前の創業以来の伝統ですが、授業のわかりやすさは、教室の外見からはなかなか判別できません。そこで、わかるとできるでは、入会前にBUNちゃん先生の授業を実際に見てもらうこともあります。過去に何件もパソコン教室に通って挫折した方が問合せに来られ、「わかりやすいね!」と気に入って入会してくださいます。教材の質に関してはどの競合他社や市販の教材にも負けない自信があります。ただし、授業の進め方やシステム・教材が合うか合わないかは、生徒に依ります。できるだけ多くの生徒に受け入れてもらえる教材づくりをしていますが、「万能な教材」ではないこともあるでしょう。

また、当社フランチャイズで運営している教室の中でも、教材に完全に頼りきっている教室は、意外と生徒が思うように定着しません。「わかるとできる」のインストラクターには、別の役割がきちんとあるのです。この役割をきちんと理解し授業を通じて提供できている教室が、生徒や地域に本当に信頼される教室になっていくのです。

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