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7月はインストラクター研修会月間でした

日本の学校の新学期が4月になったのは、明治維新以降、国の会計年度が4月からとなったためと言われています。多くの企業が4月始まり3月決算としているのも、国家と企業が足並みをそろえて殖産興業を実現しようとした明治時代の名残かもしれません。
その4月、新年度・新学期を機に「パソコン教室わかるとできる」には多くの新しい生徒さんがご入会されま す。仕事をするうえで、事務作業だけでなく、報告や連絡、営業、接客などあらゆる場面でパソコンが使われるようになり、パソコンのスキルアップを求めて通学される方は年代を問わず増加しています。

もちろん仕事だけでなく、町内会や自治会、PTAなども新学期は新しい体制でスタートします。引継ぎを受けた後に、書類の作成やグループメールで戸惑われ、必要な知識や技術を身につけるために通学される方も多いです。また、新しい趣味の世界を広げたり、引退を機に学び直ししたりするために教室に通う生徒さんもいらっしゃいます。このように、パソコンやスマートフォンを習う目的は人それぞれです。それだけ、パソコンやスマートフォンは現在の生活に深く入り込んでいます。

新学年・新学期の入会者は6月いっぱいまで続き、7月になると落ち着いてきます。そこで、新入会者の入会動機や受講傾向、全国各地での募集成功事例を分析して共有し、教室運営のレベルアップをする機会を設定します。それが、7月に全国各地でフランチャイズ加盟校様を対象に実施している「パソコン教室わかるとできる」インストラクター研修会です。

「パソコン教室わかるとできる」では、このような集合研修を定期的に開催しています。インターネットを通じたタイムリーな発信ももちろん大切ですが、集合研修には配信にはない効果があります。
その一つは、『情報交換ができる』ことです。近隣校の成功事例を直接聞き質問ができるほか、他法人・他教室のインストラクターとのグループワークを通じて、教室ミーティングではできない成果物を生み出すことができます。また、普段の教室では数名のインストラクターとしか顔を合わせませんが、集合研修では地域の多くのインストラクターとの会話を通じて『仲間意識が生まれる』ことも大きな効果です。さらに、スーパーバイザーがインストラクターと直接顔を合わせるため、実績数値では見えない教室の現状を的確に把握でき、有効な対策を打つことも可能となります。

教室運営は、生徒の成長、教室への満足度向上が非常に大切です。毎年同じ指導の繰り返しであるようで、実はそうではありません。外部環境の変化で生徒が必要としている「学び」も変化していきます。インストラクターの皆様には、基礎基本の大切さと変化に対応する柔軟さを事例を通じてお話ししています。

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